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地下蔵熟成 フランスお百姓元詰めワイン特集
ドメーヌ・ド・シュヴァリエ シャトー・マルゴー シャトー・プージェ
シャトー・オー・ブリオン シャトー・ムートン・ロートシルト シャトー・ラフィット・ロートシルト
シャトー・ラコサード シャトー・フルネ  
プレイモン農業組合 ラトリーユ ゴネ
スペイン フェリス    
地下蔵を管理しているシュヴァリエ社の社長でもある太田悦信氏が大量生産ではない、お百姓さんが自分の畑で造った手造りワインを30年間掛けて、毎年3回、フランスで必ず試飲し、厳選しております。

その太田氏がこだわり続けていることの1つが『保存方法』です。健康な状態でワインを輸入し、最高の状態で保存するという事に、莫大なコストと時間と労力をかけております。

輸入方法ですが、フランスの醸造元のセラーから、13℃に保冷したリーファーコンテナにワインを入れ、一定の温度で管理し、船に積んで東京港まで、一ヶ月掛けて輸入します。。
もし温度管理せず、船で輸入をすると、インド洋上でコンテナ内が70℃以上になり、ワインが劣化してしまいます。このリーファーコンテを利用した輸送方法は利用しなかったときと比べて、3倍以上のコストがかかります。

東京の大井埠頭に到着したワインは、通関のため倉庫で数日間過ごすことになります。この時も、コンテナ内の温度は全て管理されております。

通関が終わるとワイン は温度管理されたまま栃木県大谷石採掘跡地の巨大な地下蔵へと運ばれます。30万本の収容能力を持つシュヴァリエ社の大地下蔵です。
警備の都合上、殆ど内部は公開されません。

年間を通して湿度90%以上、温度は夏は16℃、冬は10℃で四季があり、谷石の仕切りで外気の影響を遮断されています。ワインにとっては最高の環境です。
輸入したすべてのワインは出荷されるまでこの地下蔵で保存されます。

また、この大谷石で出来た地下蔵が理想的に熟成させる理由がもう1つ。微かな、遠赤外線の放射である、ゼオンライトという成分が異臭を吸収し、岩石特有の臭いをワインに付着させないそうです。

このワインの理想郷を築き、維持し続けるということこそ、妥協を許さない太田氏が選んだ方法です。他には、絶対に真似の出来ない「品質の差」がここで生まれます。

<ご理解ください>
湿度の高い地下の蔵で保管しているため、ワインのラベルに汚れ・破れがある場合がございます。
予めご了承くださいませ。
1977年 フランス クロ・ヴ―ジョ城。伝統あるブルゴーニュワインの騎士の授賞式の会場に、黒の紋付袴姿の1人の日本人が現れ、「日本からサムライが来た」と会場にどよめきが起こりました。
フランスワインの発展と振興に寄与したことが評価され「シュヴァリエ・デュ・タートヴァン(ワインの騎士)」の称号がこの日本人に与えられました。
また、この快挙は翌日のフィガロ新聞の一面をも飾りました。

このサムライこそ、シュヴァリエ社社長の太田悦信氏(ムッシュ太田)です。社名もこの称号に由来します。今から30数年も前のことです。

もちろん、太田のワインへの情熱は留まるところを知らず、その後もフランス各地から、数々の称号を与えられ、その数は現在7つに上っているます。
1977年
ブルゴーニュ
1993年 
ボルドー
シュヴァリエ・デュ・タートヴァン(ワインの騎士)   コマンドリー・デュ・ボンタン(ワイン司令官)
1994年
ボルドー・サンテミリオン
1997年 
シャトー・ヌフ・デ・パープ
ジュラッド・ド・サンテミリオン(ワインの裁判官)   エシャンソヌリー・デ・パープ(法王のワイン係)
1997年
ボルドー
日本人初の任命
1998年
ブルターニュ
シュヴァリエ・ド・ボルドー(ボルドーのワイン騎士)   シュヴァリエ・ブレッドヴァン(ワインの騎士)
1999年
ボジョレー
   
コンパニオン・ド・ボジョレー(ワインの騎士)    
東京からおよそ150km。栃木県宇都宮市大谷町。ここは『大谷石』が採れる場所。
古くは帝国ホテルさん初期の建物は大谷石で出来ていました。大谷石の利点は、加工がし易い、保湿性に優れている、保温性に優れている(低いなら低いまま)等が挙げられ、近年判明した事はこの他に

●殺菌能力が高い
●マイナスイオンを大量に発生
●ゼオライトを含む

等が判明しております。
 
このうちゼオライトって最近聞いたことないですか?放射線物質を除去するのに効果的なのではと言われている物質です。
マイナスイオンも体にとても良いそうです。この大谷石の地下蔵を実際訪れた外国の医師団が「なぜ日本の医療関係者がここを医療スポットとして使わないのか理解出来ない!」とまで言ったほどの場所です。日に20~30分入るだけでかなり
健康な体になる効果がある場所だ」と言われたそうです。
 
ワインの保管に適さない場所:
X風が吹いてる
X低湿度はコルクを乾かし、ワインの酸化を進めます。
X高すぎる温度はワインを極度に劣化させます。
X振動は更に酸化は進みます。
X強い光はワインを変質させます。

つまり、これと反対がワインの保管に適した場所となります。
   
ワインの保管に適した場所:
●無風
●高湿度
●温度12~15℃
●無振動
●無光 そして、このすべての条件に当てはまるの場所がこの地下蔵です。
この地下蔵の壁はこの地で削り出された大谷石で造られています。まさに「ワインにとっての楽園」です。 地上からの深さは約5m。これ以上深いと、温度が低過ぎてしまい、ワインに悪影響を及ぼしてしまいます。 入口の門をくぐると、ヒンヤリとした空気に触れる事が出来ます。夏の季節でも、温度は12~13℃程度。
もちろんこれは天然での温度で、クーラー等一切使用しておりません。 キレイに整理整頓されたワインが地下蔵でゆっくりと時を過ごします。 一番安いワインだからといって、適当な場所に置いたりはしません。そういった妥協を一切しないのが地下蔵のポリシーだそうです。

地下蔵の湿度は常に90%以上。これも天然で、加湿器などは使用しておりません。 木箱は湿度に弱いので、長期間保管すると崩壊してしまいます。その為、木箱に入っているワインは、このようにプラスティック製の衣装ケース等に移し替えています。
 
近年、輸入したワインはなるべくラベルが汚れないようにと1本1本ラッピングしてあるワインもあります。 ちなみに地下蔵からワインを出すのは基本的に週に1度のみ。
この地下蔵の中は、風がなく、光も人工的に付けないと真っ暗で何も見えないほどです。
このが地下蔵の最も奥となり、入口は遠く霞んで見えません。
あまりにも高湿度なので、地面が乾く事は1度もなく、常に濡れています。