ボジョレーの新リーダー ジャン・クロード・ラパリュ14年収穫情報 ≪ 特集一覧 ≪ 
★ボジョレーの新リーダー ジャン・クロード・ラパリュ14年収穫情報★
 
 
今やボジョレー自然派を代表する偉大な生産者ジャン-クロード・ラパリュの収穫が始まった。
自然派の中では一早く収穫を始めるラパリュ。ブリュィ山の麓のサンテチェンヌ・ドゥ・ラ・ヴァレンヌのぶどう畑の
ぶどうは他の地区より早く熟度が上がる。2014年は9月8日から収穫をスタートした。

 
●19年のあくなき追求が造り上げるワイン
1996年からワインを造り始めたラパリュの19回目の収穫だ。この19年間、より高品質なワインを求めてぶどう畑の仕事、醸造所の設備や仕事などなどたゆまぬ努力、改善を続けてきた。野生酵母で補糖無しの発酵、醸造でのSO2の不使用、そして2007年にはできるだけぶどう畑に近い所で 醸造できるように醸造所を新しく建設。
2010年は垂直式プレスの導入など、そのあくなき追求は 年々更に繊細になっていくワインの品質に現れている。

 
●2014年の出来は
春の開花は早く順調で6月は快晴、7月初旬雨がふり、その後気温上がり乾燥気味になったが初旬の雨で保湿もありぶどうの成長には問題なく、ぶどうの皮が色づく前の雨だったので何の病害も無かった。8月に入り曇りや小雨もあったが、その影響でぶどうの成長がゆっくりとなり、収穫前の9月に入って天候は安定、朝夕は涼しく、日中は太陽がさんさんと照り続ける環境が酸味を残しながら、バランス良いぶどうを育て上げた。
最高のタイミングを待って躊躇なくラパリュは収穫をスタートさせた。
2014年は熟度と酸味のバランスの取れた高品質なヌーヴォーが出来るであろう。

 
●食用葡萄の収穫のようなカジェット(箱)
収穫された葡萄は底の浅いケース、ロマネコンティより浅い箱で醸造所まで運ばれる。収穫してから醗酵槽に入るまで葡萄が重量で潰れるような危険はゼロ。ここまで気を配っている醸造家を見たことがない。こんな小さいことの積み重ねがラパリュ・ワイン独特のきめの細かい上品さを形造っている。
 
●けしてぶどうを傷めない最善の注意
収穫された葡萄はすぐにカーヴの奥の冷蔵設備で24時間冷やされる。けしてぶどうを痛めない気配り。
そして冷やしたぶどうをタンクに入れる時はポンプなど一切使用せず、ベルトコンベアでぶどうの房が痛まないようにタンクに
 
そしてとどめはこの垂直式のプレス。
発酵途中でタンクからぶどうを取りだし、ゆっくりと24時間かけ プレスを行う。ぶどうの皮や種を潰さぬ圧力で、清澄度の高い 繊細なぶどうジュースが流れ出す。
 

今年のヌーヴォーも自信たっぷりなラパリュです!(娘とともに)

 

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